DUCATI Etar 35mm/f3.5 をミラーレスで使ってみる

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DUCATIのEtar 35mm/f3.5。

先日、eBayでイタリアのカメラ店から購入した。
本来は、Simplex(シンプレックス)というカメラに固定されているレンズだが、
取り外してEマウントに着けられるように改造されていた。

こうした改造レンズを通販で買う最大のリスクは、
実際に手に取り、問題ないか確認できないことにある。
そういうわけで、届いて試してみるまでは心配だったが、
きちんと無限も出ていたし、専用のキャップまで作る凝りようで、
けっこう丁寧な仕事だったので一安心した。

ところで、DUCATIはイタリアのボローニャを拠点とするオートバイメーカー。
しかし、第二次大戦後の1940年代終わりから1950年代の初めにかけてカメラも作っていた。
レンズ交換可能で連動距離計を装備したSongo(ソーニョ)と
レンズ固定で距離計を装備していないSimplex(シンプレックス)である。

これらのカメラは、小さくて、デザインがカッコイイ。
いつか縁があったら、カメラを欲しいなとは思っていたのだが、
そんな矢先に出会ったのが今回の改造レンズである。
ミラーレスで使えるならと、つい欲を出してしまった。
レンズの鏡胴は、親指ぐらいの大きさしかないが、けっこうよく写る。

ちなみに、前回は、その撮影例である。

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Leitz Summaron 3.5cm/f3.5

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先週の土曜日は雨が降ったので、
外出せずに家でのんびりすることにした。

そろそろプロフィール画像も変えようかと、
DP2で定番のレンズとカメラを撮影。
きょうの写真はプロフィール用に撮ったものです。

Lens : Leitz Summaron 3.5cm/f3.5
Adapter : Hawk’s Factory
Camera : Sony NEX-7
Case : JnK-handworks
Strap : Lumiere

これ以外にも、最近手に入れたレンズを写したので、
近いうちにブログに載せる予定です。

NEX-7の使用感

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NEX-7を今年の2月に買って、10ヶ月が経った。
そこで、使っていて気なる点や操作性に関して、
感想をまとめてみた。
ちなみに、以前の記事はこちら「APS-Cミラーレス」。

何を重視するか、使い方により変わってくるはずなので、
あくまでも参考情報程度ということで・・・

【使用状況について】
まずは、主な使用状況を書いておいた方が参考になると思うので、
簡単に挙げておく。

・オールドレンズをアダプタを介して使用(純正レンズは持っていない)
・動き物は、めったに撮らない
・静止画がメインで、動画はめったに使用してしていない
・EVFを主に使用
・フォーカス:マニュアル
・露出:絞り優先
・露出補正:必要に応じてたまに使用
・ISO感度:AUTO(100~1600)
・ホワイトバランス:AUTO
・クリエイティブスタイルセット:ニュートラル

【画質に関して】
《オールドレンズで広角を使うと周辺が色被りする》
これが一番気になる点。
あくまでも私の手持ちのレンズの範囲だけど、
28mm(換算40mm相当)以下だと色被りが気になる。
ファームVer.1.01で「広角レンズ使用時の画質改善」とあるが、
おそらくこれは純正レンズ向けのようである。
オールドレンズだと、ファームアップ後もやはり色被りは出ている。

色被りはファームで改善されれば嬉しいなと思っているが、
もともとNEXはオールドレンズに対応しているわけではないので、
使う側で何とかするしかない。
ちなみに、撮影後に画像をPCに取り込んで、CornerFixというソフトを使うと修正できるらしい。
ということで、ソフトをダウンロードし、Summaron 2.8cm/f5.6で撮った写真で試してみた。

CornerFixによる修正前
DSC08534-1-3

CornerFixによる修正後
DSC08534-1_CF-1

実は、まだこのソフトに習熟していない。
オプションで補正できるようなので、使いこなせるようになりたい。

使い方の詳細は省くが、
ファイルのタイプがDNGでなければならいないので、
Lightroom等での変換が必要になる。

最後に、使ったことはないけれど、あくまでも参考情報として、
NEX-6だと色被りが出にくいと聞いている。

【操作性に関して】
《動画ボタンを知らないうちに押してしまう》
これに関しては、ファームVer.1.01でロックできるようになったので問題なくなった。
ただ、メニューから[セットアップ]を選択して行うので、
頻繁に切り替えるようであれば面倒かもしれない。

《カメラ上部のコントロールダイアルL/Rを知らないうちに触ってしまう》
当初、「コントロールダイアルR」を使って露出補正を行うつもりだったが、
不用意に触って補正値が変わってしまうことがあった。
「ナビゲーションボタン」の長押しでロックできるようになっているので、ロックして使っている。
ただ、露出補正をするには、やはり「ナビゲーションボタン」を長押しして解除する必要がある。

ところで、露出補正はカメラ背面の「コントロールホイール」でも行える。
私の場合、こちらを不用意に触ってしまうことはないので、
最近では露出補正は「コントロールホイール」を使っている。
これは当初の目論見とは変わってしまったところだ。

【フォーカシングに関して】
ライブビューは、どのレンズを使ってもピントを合わせられるので便利。
ピーキングも使っているが、正確に合わせるには拡大表示の方が確実。
速写はピーキング、時間に余裕があるときは拡大表示を使っている。

前にも書いたが、
拡大表示はカスタムキー設定を使って「AF/MF/AEL切換レバー」の「AF/MF」側を
「MFアシスト」に設定し、「AF/MF/AELボタン」で拡大表示ができるようしている。
やはり、カメラの背面の下の方にある「ソフトキーB」を使うよりも、
この方が親指を少し左に動かすだけでボタンを操作できるので便利だ。

【マウントアダプターに関して】
これも前にも書いたが、
HAWK’S FACTORY(台湾製)の
NEX Eマウント用補助ヘリコイド付きMマウントアダプター」を使っている。
レンズのヘリコイドとアダプタのヘリコイドを併用すれば、
最短距離の長いレンジファインダーのレンズでも近接撮影ができるので便利だ。

そして、アリフレックスマウント、Lマウント、M42、エキザクタ、
すべてMマウントへ一度変換し、ヘリコイド付きアダプターと2段重ねをしている。
こうしておけば、他のマウントへ移行する際、
Mマウントアダプターだけ買えば済むので経済的なはずである。

ところで最近は、フォーカシングする際、
近接撮影以外はアダプタのヘリコイドだけを使ってしまうことが多い。
どのレンズを使っても操作が同じというのは使い勝手が良い。
つまり、レンズを交換してもフォーカスリングの位置がいつも同じということで、
レンズごとにフォーカスリングを探して、指が迷うことがない。

【カメラケースに関して】
私の手は小さい方だけど、それでもNEX-7は小さいので、
ケースを使った方がホールディングがよい。

JnK-handworks(韓国製)のカメラケースを使っている。
値は張ったが、使い込んでいるうちに色が落ち着いてきていい感じ。
愛用している。

【まとめ】
とりとめもなく、思いつくまま色々書いたけど、
一言で言ってしまうと、
広角レンズ使用時の色被りは気になるものの、
概ね満足している、というところである。

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ベネズエラ製アダプター

ルミエールでベネズエラ製のマウントアダプターを買った。
レンジファインダーコンタックスマウント用レンズを、
Mマウントボディに装着し、距離計連動で使用できるとのこと。

でも今回撮影に使ったのは、ニコンのレンジファインダー用のレンズ。
ニコンのレンズの場合は、距離計連動はできないので本来の使い方ではないが、
ミラーレスで使うなら、ピント合わせをモニターかEVFで確認できるので
なんとか使うことができる。

アダプターの彫り文字は美しく、造りも本当に良いです。
丁寧な仕事だと思います。
入っている箱も気に入りました。

これでまたレンズが増えそうな・・・

Taste the Difference ! / NEX Eマウント用補助ヘリコイド付きMマウントアダプター

Leitz Hektor, 5cm/F2.5, +Adaptor(L+E) +Sony NEX-7

NEX Eマウント用補助ヘリコイド付きMマウントアダプターが
台湾から届いたので、試し撮り。

アダプタのスペースを利用してヘリコイドを付けたもので、
最短距離の長いレンジファインダーのレンズでも、
この補助ヘリコイドで近接撮影ができる。

さらにMマウントのレンズだけでなく、Mマウントへアダプターやリングで
変換できれば、他のマウントのレンズでも寄れるようになる。
つまり、一度Mマウントに変換して、さらにEマウントへ変換するという
アダプターの二段重ねをする。

ちなみに、この時を見越して、アリフレックス用のアダプターは
Mマウントへ変換するものを最初から買っておいた。

ついでに言うなら、このおかげで、アリフレックス用のアダプタを
買い足さずにEマウントとm4/3マウントで共有して使うこともできた。
つまり、Eマウントもm4/3も、それぞれMマウントアダプタを買えば、
アリフレックス用のアダプタは一つで済むということ。

このことは、Mマウントよりフランジバックの長いマウントを
ミラーレスで使う場合、アダプタをMマウントへ集約するように
買っておくと、余計な出費を抑えることができることを意味する。

ただし、逆にカメラ側の方は、Mマウントよりフランジバックの
短いマウントであることが前提だけど。

NEX-7とカメラケース

DP2

NEX-7を使っていて、もう少し高さがあると右手のホールディングが
良くなりそうだったので、カメラケースを導入してみた。

韓国製のハンドメードのカメラケースで、eBayから注文した。
革の種類や色を選択できるのだが、こういうのは結構迷う。
特に色を迷う。
モニターで見ているのと実物では、随分と印象が違ったりするので、
これはもう一種の賭け。

最終的に選んだのはMinervaという革で色はGrigio。
Grigioはイタリア語でグレーのことのようだが、
これをモニターで見ていると、微妙にグリーン系が入ったような、
表現しにくい複雑な色なのだ。

この通りなら望むところで、ドキドキしながら到着を待った。
果たして、届いてみると拍子抜けするほど、そのままの色であった。

カメラに装着してみると、ピッタリと収まる。
ほんの少し高さも出て、
カメラケースなしよりホールディングは良くなった。

三脚穴も着いているので、三脚に固定したり、
ボトムグリップも利用できる。
なかなか便利そう。

コバもちゃんと処理されていて、総じて丁寧な作り。
買って良かったかなと。

APS-Cミラーレス

Leitz Summilux, 35mm/F1.4, +Adaptor(M+E) +Sony NEX-7

NEX-7を買った。

m4/3があるのになんでAPS-Cを買ったかというと、
m4/3でライカと35mm映画用アリフレックスのレンズを使うと、
フォーマットが小さいので、換算で倍がけ(50mmなら100mm相当)に
なるのがちょっと使いにくかったから。

去年あたりからAPS-Cのミラーレスを物色。
NEX-5NやGXR、そして今年に入ってNEX-7、X-Pro1と
色々と出揃ってきた製品を比較検討していたが、
いつまで悩んでいてもしようがないし、
そろそろと思い、エイやでNEX-7にした。
(こういうのは気分的な盛り上がり次第という気もする)

今はまだ、撮影し易いように設定をいじりながら使っているが、
なかなか良さそう。

ところで、過去、E-PL1、E-P3と使ってきて、ミラーレス機でオールドレンズを
使う際のあくまでも個人的な選択基準を整理してみた。

1. 絞り優先が使える
  純正レンズ以外でも絞り優先が使えることが大事。
  なんといってもカメラ側で適正露出にしてくれると便利。

2. 撮影時にボタン一つで拡大表示ができる
  拡大表示ができると、ピント合わせをより正確にできる。

   NEX-7では「ソフトキーB」で可能だが、
  このキーは下のほうにあるので、ファインダを覗きながら親指で探り当てるのが大変。
  そこで、カスタムキー設定を使って「AF/MF/AEL切換レバー」の「AF/MF」側を
  「MFアシスト」に設定すると、こちらでも拡大表示ができるようになる。
  (操作解説書には書いてなかったが試したらできた)
  この方が親指を少し左に動かすだけでボタンを操作できるので便利。

  それから、シャッター半押しで拡大解除できることも大事。
  これはNEX-7では可能だが、E-PL1、E-P3では再度ボタンを押さないと解除できない。

  ちなみに、NEX-7にはピーキング機能なるものが付いていて、
  ピントが合った部分の輪郭を色で強調してくるので、これがかなり便利。
  いちいち拡大表示をしなくてもピントが合わせられれば、それに越したことはない。
  しかし、ピーキングはコントラストの低いところでは今ひとつのようなので、
  拡大表示を上手く併用すれば良さそう。
  (GXRにも似たような機能があるみたい)

3. 露出補正が簡単にできる
  NEX-7では絞り優先だと「コントロールRダイヤル」で簡単に変更できるので便利。
  E-PL1、E-P3でも可能だが、NEX-7がアクション数の少なさと親指を少し右上に動かせば
  ダイヤルに触れるという点で一番便利な気がする。

4. EVFが使える
  オールドレンズは重いものも結構あるので、
  背面液晶を見ながらの撮影は手振れを起こしやすく、ちょっと不便に感じる。
  ファインダーを覗きながら撮影する方が便利。

5. よく使う操作のボタンは親指を少し動かすだけでできる
  上でも書いたが、ファインダを覗きながら撮影する場合、親指でボタンを探り当てながら
  操作するのは結構ストレスになる。
  私の場合、一番良く使うのは拡大表示で、次いで露出補正とAEロック。

6. おまけ
  Eマウント用に補助ヘリコイド付きのMマウントアダプタ(社外製)が発売されている。
  アダプタのスペースを利用してヘリコイドを付けたもので、
  最短距離の長いレンジファインダーのレンズでも、
  この補助ヘリコイドで近接撮影ができるという優れものらしい。
  まだ、未入手だが購入予定。

今回NEX-7に決めたのは、操作性はもちろんあるが、
ピーキングと補助ヘリコイド付きアダプタを使えることが大きかったと思う。

これからAPS-CのNEX-7では、ライカと35mm映画用アリフレックスのレンズを使い、
m4/3では、フォーマットの小さい16mm映画用アリフレックスとCマウントのレンズを使っていくつもり。