APS-Cミラーレス

Leitz Summilux, 35mm/F1.4, +Adaptor(M+E) +Sony NEX-7

NEX-7を買った。

m4/3があるのになんでAPS-Cを買ったかというと、
m4/3でライカと35mm映画用アリフレックスのレンズを使うと、
フォーマットが小さいので、換算で倍がけ(50mmなら100mm相当)に
なるのがちょっと使いにくかったから。

去年あたりからAPS-Cのミラーレスを物色。
NEX-5NやGXR、そして今年に入ってNEX-7、X-Pro1と
色々と出揃ってきた製品を比較検討していたが、
いつまで悩んでいてもしようがないし、
そろそろと思い、エイやでNEX-7にした。
(こういうのは気分的な盛り上がり次第という気もする)

今はまだ、撮影し易いように設定をいじりながら使っているが、
なかなか良さそう。

ところで、過去、E-PL1、E-P3と使ってきて、ミラーレス機でオールドレンズを
使う際のあくまでも個人的な選択基準を整理してみた。

1. 絞り優先が使える
  純正レンズ以外でも絞り優先が使えることが大事。
  なんといってもカメラ側で適正露出にしてくれると便利。

2. 撮影時にボタン一つで拡大表示ができる
  拡大表示ができると、ピント合わせをより正確にできる。

   NEX-7では「ソフトキーB」で可能だが、
  このキーは下のほうにあるので、ファインダを覗きながら親指で探り当てるのが大変。
  そこで、カスタムキー設定を使って「AF/MF/AEL切換レバー」の「AF/MF」側を
  「MFアシスト」に設定すると、こちらでも拡大表示ができるようになる。
  (操作解説書には書いてなかったが試したらできた)
  この方が親指を少し左に動かすだけでボタンを操作できるので便利。

  それから、シャッター半押しで拡大解除できることも大事。
  これはNEX-7では可能だが、E-PL1、E-P3では再度ボタンを押さないと解除できない。

  ちなみに、NEX-7にはピーキング機能なるものが付いていて、
  ピントが合った部分の輪郭を色で強調してくるので、これがかなり便利。
  いちいち拡大表示をしなくてもピントが合わせられれば、それに越したことはない。
  しかし、ピーキングはコントラストの低いところでは今ひとつのようなので、
  拡大表示を上手く併用すれば良さそう。
  (GXRにも似たような機能があるみたい)

3. 露出補正が簡単にできる
  NEX-7では絞り優先だと「コントロールRダイヤル」で簡単に変更できるので便利。
  E-PL1、E-P3でも可能だが、NEX-7がアクション数の少なさと親指を少し右上に動かせば
  ダイヤルに触れるという点で一番便利な気がする。

4. EVFが使える
  オールドレンズは重いものも結構あるので、
  背面液晶を見ながらの撮影は手振れを起こしやすく、ちょっと不便に感じる。
  ファインダーを覗きながら撮影する方が便利。

5. よく使う操作のボタンは親指を少し動かすだけでできる
  上でも書いたが、ファインダを覗きながら撮影する場合、親指でボタンを探り当てながら
  操作するのは結構ストレスになる。
  私の場合、一番良く使うのは拡大表示で、次いで露出補正とAEロック。

6. おまけ
  Eマウント用に補助ヘリコイド付きのMマウントアダプタ(社外製)が発売されている。
  アダプタのスペースを利用してヘリコイドを付けたもので、
  最短距離の長いレンジファインダーのレンズでも、
  この補助ヘリコイドで近接撮影ができるという優れものらしい。
  まだ、未入手だが購入予定。

今回NEX-7に決めたのは、操作性はもちろんあるが、
ピーキングと補助ヘリコイド付きアダプタを使えることが大きかったと思う。

これからAPS-CのNEX-7では、ライカと35mm映画用アリフレックスのレンズを使い、
m4/3では、フォーマットの小さい16mm映画用アリフレックスとCマウントのレンズを使っていくつもり。

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My favorite #002



アメリカ転勤時代に購入したLeica M3とSummicron 50mm/f2である。
当時の写真のほとんどは、このカメラとレンズで撮った。
デジカメを使うようになって、しばらくご無沙汰していたが、
最近、少しはフィルムも撮ろうかと思い、引っ張り出してきた。

画像では分かりにくいが、気分も新たにストラップをルミエールの組み紐のものに取り替えた。
革製より柔軟性があるので、カバンに入れたときにかさばらないのが嬉しい。
他社製のもあるが太すぎる気がする。ルミエール製の方が細くて好み。
それに指定した長さで作ってくれるので、自分に合ったストラップになる。

ところで、撮影はSigma DP2の初代である。
予約して発売と同時に手に入れたもので、本格的にデジタルで撮りはじめた最初の機種。
当時、DP1で撮影された画像を見ていてFoveon搭載のカメラが欲しくなり、
換算50mm前後のものが出たら買おうと考えていた。

画質は素晴らしいと思う。しっとりとしていて、被写体のウェイトが画面にのってくる感じがいい。
次はさらに長めの焦点距離のものが出てくることを期待。
また、レンズ交換可能でEVF付きのものが出たら、それも買ってしまうと思う。
しかし、未だどちらの噂も聞かない。

U.S.A. 1992-94 #001 Philadelphia

Summicron 50mm/F2.0+Leica M3

■ライカM3とズミクロン50mm/f2
1992年の8月から1994年5月まで、仕事でアメリカのペンシルバニア州に住んでいた。
ちょうど今と同じような円高の時代だったこともあり、
アメリカに行ったらライカを手に入れようと密かに考えていた。

ライカのことは父から話に聞いていて、いつかは欲しいと思っていたのだ。
その予備調査として、当時、朝日ソノラマから「M型ライカのすべて」(中村信一著)という本が出ていたので、
それを読み色々と悩んだ末に、買うならM3とズミクロン50mm/f2と決めていた。

さて、アメリカで暮らし始め、フィラデルフィアで中古カメラ屋を探したが、
ライカを置いている店はなかなか見つからず難儀したのを憶えている。
この頃はまだインターネットなどなかったので、
見知らぬ土地で目的に適う店を探すのは結構大変だったのである。

ようやく見つけた一軒で、50年代のズミクロンだけは手に入れることができた。
しかし、レンズだけではどうしようもない。
そこで、車で2時間ほどの距離にあるニューヨークまで足を伸ばして探し回り、
ついに念願のM3を入手することができた。

使ってみると、私にとってレンジファインダーは一眼レフよりピントが合わせやすく、
帰国までの間、ライカM3とズミクロン50mm/f2の組合せで写真を撮りまくった。
それで、すっかりライカが気に入り、帰国直前にはM6まで購入してしまった。

これが私とライカの出会いである。

My favorite

Leitz Summar, 5cm/F2, +Adaptor(L+Micro Four Thirds) +Olympus E-P3

ここ数年、銀塩で撮ることから遠ざかってる。
デジタルカメラを一度手にしてしまうと、その便利さ故に使わずにはいられない。
撮ってすぐ結果を見られることや、フィルム代や現像代がかからずランニングコストが安いので、
マンションのローンなどを抱える身としては経済的に助かるし、便利なのである。

しかし、長い間使っていた銀塩カメラには、フィルムを通すことがなくなったとはいえ、様々な思い入れがある。
そこで、懐かしい銀塩カメラをオブジェとして撮ってみようと思い立った。

まずは20世紀の初頭から作られたバルナック型。
バルナック型はフィルム装填や操作手順など、第二次大戦後に発売されたM型に比べると
少々面倒だけれども、なんといってもその外観にはそそられるものがある。
軍艦部のダイアルやレバーなどが美しく配置されていて、それだけでも手に入れたくなり、
いつまでも愛でていたいと思わせるカメラなのである。