U.S.A. 1992-94 #003 Pennsylvania





アーミッシュの方達ではないが、南北戦争時代など古きアメリカを模したイベントがあって、
当時の扮装を人たちがいたり、パン屋さんなどのお店が出たりする。

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U.S.A. 1992-94 #002 Pennsylvania





私がアメリカで住んでいた所は、ペンシルバニア州のウェスト・チェスターという町で、
フィラデルフィアから西へ車で30分ほどのところにあった。

仕事場へは車で15分ぐらい。日本ではバスと電車を乗り継ぎ、
1時間半以上かかっていたので、ずいぶんと楽になったと喜んでいたものである。

その町は、住宅も多いが自然もたくさんあり、リスや鹿を見かけることもある田舎町である。
夏には玄関先を蛍が飛んでいた。
近くには、といっても徒歩ではなく車で行く距離ではあるが、
スーパーマーケットや中華料理の店もあり、暮らすのにあまり不便は感じなかった。

ところで、中華料理店は本当にどこにでもあり、随分とお世話になった。
とりわけ仕事場の近くにあったRinという店の水餃子と炒飯は絶品で、
ランチにも行ったが、時々夕飯としてテイクアウトしたことが懐かしい。

ウェスト・チェスターからさらに30分ほど西に行くと、ランカスターという町がある。
町の周辺にはトウモロコシ畑などが広がっていて、アーミッシュといわれる移民当時の生活様式を保持し、
農耕や牧畜によって自給自足生活をしている人々が住んでいる。

その辺りを車で走っていると、上の写真のように昔ながらの馬車が走っていたり、
当時の服装を纏った人たちを見かけたりするのである。
これは観光用ではなく、本当にこうした生活をしているそうである。

U.S.A. 1992-94 #001 Philadelphia

Summicron 50mm/F2.0+Leica M3

■ライカM3とズミクロン50mm/f2
1992年の8月から1994年5月まで、仕事でアメリカのペンシルバニア州に住んでいた。
ちょうど今と同じような円高の時代だったこともあり、
アメリカに行ったらライカを手に入れようと密かに考えていた。

ライカのことは父から話に聞いていて、いつかは欲しいと思っていたのだ。
その予備調査として、当時、朝日ソノラマから「M型ライカのすべて」(中村信一著)という本が出ていたので、
それを読み色々と悩んだ末に、買うならM3とズミクロン50mm/f2と決めていた。

さて、アメリカで暮らし始め、フィラデルフィアで中古カメラ屋を探したが、
ライカを置いている店はなかなか見つからず難儀したのを憶えている。
この頃はまだインターネットなどなかったので、
見知らぬ土地で目的に適う店を探すのは結構大変だったのである。

ようやく見つけた一軒で、50年代のズミクロンだけは手に入れることができた。
しかし、レンズだけではどうしようもない。
そこで、車で2時間ほどの距離にあるニューヨークまで足を伸ばして探し回り、
ついに念願のM3を入手することができた。

使ってみると、私にとってレンジファインダーは一眼レフよりピントが合わせやすく、
帰国までの間、ライカM3とズミクロン50mm/f2の組合せで写真を撮りまくった。
それで、すっかりライカが気に入り、帰国直前にはM6まで購入してしまった。

これが私とライカの出会いである。